背ラピストブログ

睡眠不調と肩こりの関係性について答えます。
こんにちは! 背ラピスト店主の岩上です。 「布団に入ってもなかなか寝つけない」「夜中に何度も目が覚めてしまう」「寝起きが辛い」「十分に寝ても体がだるい」 睡眠についてお悩みの方からよく 「枕をいくら変えても、朝スッキリと起きられない……」 という声を伺います。 「肩こりや首こりはどうですか?」と訊ねると、ほとんどの方が「ガチガチに凝っている」と回答されます。 睡眠不調と肩こりは一見別の症状に見えるかもしれませんが、実は共通した原因が隠されています。 その原因とは「自律神経の乱れ」です。 首・肩・背中のコリによる「自律神経の乱れ」 が睡眠不調の原因になってらっしゃる方も、多いのではないかな?と感じております。 自律神経が乱れた時に起こること 自律神経は、からだを活動モードにする「交感神経」と、休養・回復モードにする「副交感神経」の2種類がうまくバランスを取っています。 本来、眠るときは副交感神経が優位になるのですが、ストレスや疲れなどのせいで自律神経が乱れると、眠る時も副交感神経が優位になりません。 リラックスできないのでなかなか寝つくことができず、眠りに落ちた後も十分に疲れが取れないため、朝起きた時にだるさが残ります。 また、肩や首にも力が入り続けるため、肩や、首のこり、頭痛を引き起こす原因にもなったりするのです。 リラックスのコツは首・肩・背中をかろやかに 睡眠の質を高めるためには、自律神経を整えて身体をリラックスさせることが大切です。 特に、パソコンやスマホを長時間使用する現代人は、自律神経の通り道である首や肩、背中を酷使しがち。 疲れがたまりにくい正しい姿勢を身に着ける事が重要なポイントになります。 日常的に正しい姿勢を保つことができれば、首や肩周りの筋肉への負担を減らすことができ、リラックスした眠りにつきやすくなるでしょう。   お風呂上がりのストレッチで筋肉を柔らかくしよう 姿勢のケアに加えて、すでにガチガチに固まった筋肉をゆるめることも大切。 お風呂に浸かって、ゆるんだ首・肩・背中の筋肉をマッサージしたり、ストレッチも是非日常に取り入れてみてください。 もし、カラダをととのえる習慣をお持ちでない方、なかなか習慣化が出来ない方はゴッチョ背まくらをご活用いただけたら幸いです。 お風呂上がりに温まった身体で、ゴッチョストレッチを行うことで、首や肩・背中の筋肉を柔らかくすることを助けます。 ==================首・肩・背中をかろやかに!「ゴッチョストレッチ」1.枕に横になった状態で手を組み腕をまっすぐに伸ばす2.組んだ手を頭の後ろに回し、そのまま5~10回深呼吸する3. 上の動作2~3回繰り返す。================== 睡眠不調からの解放は正しい姿勢から 睡眠不調で、肩もガチガチ...。 といった方は、普段の姿勢を正しく保ち、ご自身の首・肩・背中をかろやかに保つことを意識してほしいです。 毎日の姿勢ケア、マッサージ、ストレッチを習慣にしていただくことで、身体はリラックスしやすくなり、自律神経もととのうからです。 もちろん1日、2日ではなかなか結果は出ないかもしれません。 しかし、姿勢ケアを習慣にすることで、少しずつカラダに変化が感じられるかと思います。 ゴッチョ背まくらは、姿勢ケア、マッサージ、ストレッチのサポートをいたします。 首や肩、背中をかろやかに、夜ぐっすりと眠って、朝スッキリと目覚める日々を手に入れるお役に立てたら嬉しいです。   ↓↓ゴッチョ背まくらはこちら 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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ストレートネックとは?簡単にできる3つの対策
こんにちは! 背ラピスト店主の岩上です。 唐突ですが、肩こり、頭痛、目まいなどの症状に悩んでいる人は、ストレートネックが原因かもしれません。 というわけで、今日のテーマは「ストレートネック」です。 ストレートネックって何? そもそもストレートネックとは、文字通り首の中の骨である頚椎がまっすぐになっている状態のことです。 首はボーリング玉ほど重い頭を支えるため、ゆるやかなカーブを描いています。 このカーブが首や肩への衝撃を吸収するクッションのような働きを担っています。 しかし、スマホやパソコンを見るときに頭を前に突き出した姿勢を長時間続けていると、このカーブが失われて、首に大きな負担がかかります。 首や肩の筋肉の緊張が酷くなった結果、さまざまな不調の原因となります。 ・肩こり・頭痛・目まい・目の疲れ・腰痛・首のシワ ストレートネックは放置して、自然に改善することはありません。重症化するとヘルニアになる可能性もあるので、早めの対処が必要です。 ストレートネックの3つの対策 ①スマホやパソコンの時の正しい姿勢 肩こりやストレートネックの治療のために、マッサージや整体院に通う方も多いでしょう。 しかし、一時的に症状が改善しても普段の姿勢が変わらなければ、再び同じ症状が起こってしまいます。 パソコンやスマホを使うときは、正しい姿勢を意識することが大切です。 まず、スマホ使用時はうつむきがちになってしまいがちです。スマホを持つ腕を持ち上げて、顔の高さ付近で使うようにしましょう。 パソコンを見る時も、モニターを目線の高さに合わせます。 椅子の背もたれにもたれかかるのはやめて、お尻の坐骨を立てて、骨盤から背筋を伸ばして座ることを意識してください。 ②胸鎖乳突筋のストレッチ ストレートネックの人は、首の前側、耳から胸にかけて広がる「胸鎖乳突筋」がガチガチになっています。 胸鎖乳突筋のストレッチを行って、固まった筋肉をほぐしてあげましょう。 1、右手で左の鎖骨から肩甲骨にかかる部分を手で押さえる2、押さえた手はそのままにゆっくり上を向く3、上を向いたまま右側に首を倒し、15秒キープする。反対側も同じようにに行う デスクワークの時にも気軽にできるストレッチですので、1日3回を目安に続けてみてください。 ③正しい高さの枕で寝る 人生の3分の1を占める睡眠時の姿勢を正すことも、ストレートネック対策に効果的です。 特に気をつけたいポイントが、枕の高さと硬さ。 高すぎる枕はうつむいた姿勢と同じように、首の後ろの筋肉を伸ばし、筋肉を緊張させます。 姿勢良く立った時のように、首が自然なカーブを描く枕を選ぶことが大切です。 大の字にねて首をリラックス 座っている時も立っている時も常に頭を支えてくれる首が、唯一解放されるのは寝ている時のみ。 仰向けに寝ているときには、首は頭の重さから解き放たれてリラックスできます。 仕事から帰ってきた時や、テレワークの合間に床に大の字に寝転がってみてください。 肩や首の力を抜き、手足は自然に開いた「大の字」の状態で寝っ転がるだけで、首のコリが楽になります。 こまめに首を楽にする習慣を身につけることが、ストレートネックの症状の改善にもつながります。 仰向けに寝るときは、ゴッチョ背まくらを使うとより効果的です。 人間工学に基づいた形なので、頭と首をしっかりと受け止めて、自然なカーブを保って休むことができますよ! ▼ゴッチョせまくらはこちら では、本日は以上です!
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あなたはどのタイプ?4つのクロノタイプから知る理想の睡眠習慣
こんにちは! 背ラピスト店主の岩上です。 「朝型ですか?夜型ですか?」と質問されたら、あなたはどちらに当てはまるでしょうか? 近年の研究では、従来の朝型と夜型の枠に収まらない「クロノタイプ」と呼ばれる4つの睡眠パターンが提唱されて、注目を集めています。 クロノタイプを知ることで、あなたに合った睡眠習慣を知ることができますよ。 クロノタイプって何? クロノタイプとは、生まれつき決まった睡眠パターンのこと。遺伝子によって50%決まると言われています。 クロノタイプは私たちの体内時計に影響を与えてます。 たとえば、朝活動を行う際に体温が上がりますが、体温が上昇する時間帯はクロノタイプによって異なります。 体温が上がる時間帯が遅いタイプの場合、早起きしよう!と意識してもなかなか起きることができません。 怠けているから朝早く起きられないのではなく、遺伝的に早起きし難いというだけなんですね。 あなたはどのタイプ?4種類のクロノタイプを紹介 睡眠専門医のマイケルブレウス博士は、クロノタイプを4種類に分類しました。 タイプ別の特徴と、理想的な睡眠習慣を紹介します。   ①クマ 全人口の55%を占める、最も多いクロノタイプが「クマ」です。 朝型で、午前中から昼にかけて最も力を発揮します。昼を過ぎると眠くなりがちで、パフォーマンスが落ちる傾向にあります。 十分な睡眠時間が確保できない場合、1日中眠気と戦うことになるので、しっかりと睡眠を取ることが大切です。 <理想の睡眠習慣>就寝時間:23:00起床時間:7:00睡眠時間:7時間以上 ②ライオン ライオンはクマ型以上に午前中に調子が良い超朝型タイプ。午前中に重要な仕事を集中して終わらせるのがオススメです。 夕方に疲れが出てきてエネルギー切れになりやすく、夜も早い時間に眠くなるので、早寝早起きをルーティンにしましょう。 <理想の睡眠習慣>就寝時間:22:00起床時間:6:00睡眠時間:7時間以上 ③オオカミ 典型的な夜型なのがオオカミタイプです。 朝に弱く、午前中はなかなかエンジンがかかりません。日が沈む頃に元気になってパフォーマンスが上がるので、集中する仕事は朝よりも夜に向いています。 就寝時間はクマやライオンに比べて遅めですが、夜更かしをし過ぎないように注意しましょう。 <理想の睡眠習慣>就寝時間:24:00起床時間:7:30睡眠時間:7時間以上 ④イルカ イルカは人口の10%と最も少なく、睡眠時間が短くてもOKなショートスリーパータイプです。 朝は比較的早起きですが、睡眠にそこまで興味がないため気を抜くと夜型になってしまいがちです。また、1日中脳が覚醒状態にあるため、寝つきが悪い、眠りが浅い、など不眠の悩みを抱える人が多いことも特徴です。 目をつぶっているだけでも疲労回復には効果があるので、眠れない自分を責めないようにしましょう。 <理想の睡眠習慣>就寝時間:23:30起床時間:6:30睡眠時間:6時間程度 クロノタイプに合わせたライフスタイルを送ろう 質の良い眠りを得るためには自分の睡眠タイプを知って、それに合わせたライフスタイルを送ることが近道です。  フレックス制やテレワークの導入などで、仕事時間の調整がしやすくなっている企業も増えています。 クロノタイプに合わせて、集中力が高まる時間帯に重要な仕事をするようにすれば生産性もアップ。 自分のクロノタイプを知って、仕事やプライベートのスケジュール調整にうまく活用してくださいね。 仮眠や、隙間時間に最適な姿勢ケア枕「ゴッチョ背まくら」も併せてご活用くださいませ。...
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肩こりや頭痛の原因はマスクによる酸素不足かも?“隠れ酸欠”を解消する呼吸法
こんにちは! 背ラピストStore店主の岩上です。 マスクをして階段を昇る時などに息苦しく感じることはありませんか? これは、マスクによって私たちの体内に入る酸素の量が減少しているから。 私たちの呼吸の回数は1分に15回程度、1日で2万回に達します。 短時間のマスク着用ならば酸素不足もさほど問題になりません。 しかし、毎日長時間のマスク生活によってあなたの体も “隠れ酸欠”になっているかもしれません。 マスク生活で増えている “隠れ酸欠” “隠れ酸欠”とは気づかないうちに呼吸が浅くなり、体に取りこむ酸素が足りなくなる状態です。 マスク生活が当たり前になって2年以上経った今、自覚がないままに隠れ酸欠になる人が増えています。 日常的に体内に取りこむ酸素量が不足すると、心と体にさまざまな悪影響をもたらします。 肩こりや首こり 頭痛やめまい   不安やイライラが続く 免疫力の低下 集中力が続かない マスクで酸素不足になる理由 私たちの本来の呼吸は鼻呼吸です。 鼻にはもともとウイルスや細菌などを取り除くフィルターが備わっています。 マスクを着けているときの鼻呼吸は、鼻とマスクという二重のフィルターを通して空気を取りこんでいるので、どうしても体内に入る空気の量が減少します。 さらに、マスク着用中は自分の吐いた息がマスクの内側にたまっていくため、酸素濃度が減った空気を吸い続けることに……。 「取りこむ空気の量自体が減ること」 「空気に含まれる酸素濃度が減ること」 がマスクによって酸素が足りなくなる理由です。 ストレスも酸素不足を引き起こす マスク生活で酸素不足になるもうひとつの原因がストレス。 マスクをしている状態自体が体にとってストレスとなり、交感神経を刺激して呼吸が浅くなります。 つねに緊張した浅い呼吸が続くことで、脳は酸素不足に陥ります。 酸素が足りない脳内で、幸せホルモンの“セロトニン”の分泌が滞った結果、イライラや不安などを感じやすくなるのです。 口呼吸でたくさん空気を吸えばいい? マスクによって鼻呼吸で取りこむ空気の量が減るなら 「口呼吸でたくさん空気を吸えばいいのでは?」 と思った方もいるかもしれません。 しかし、これは大きな間違い。 口呼吸で多くの空気を取りこむためには、横隔膜を大きく動かさなくてはなりません。 運動後などの短時間であれば問題ではないですが、長い時間口呼吸を続けていると横隔膜が疲労して呼吸が浅くなりがちです。 鼻呼吸の方が少しづつ長く息を吸い込むため、わずかな力で深い呼吸をすることができ、肺の奥にまで酸素がいきわたります。 深い呼吸を習慣化して“隠れ酸欠”を解消しよう...
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スキマ時間でできる肩甲骨まわりの痛み対処法
こんにちは! 背ラピスト店主の岩上です。 肩甲骨まわりに痛みを訴える人が増えるのが、寒さが厳しくなるこの季節。 ただし、慌ただしい師走の時期はゆっくりと体をケアする時間が取れない方も多いでしょう。 今日はそんな忙しい方に送る「スキマ時間でできる肩甲骨周りの痛み対処法」です。 そもそも肩甲骨ってどこ? そもそも肩甲骨がどこにあるか、と聞かれると意外と答えられないのではないでしょうか? 肩甲骨は、背中の上の方にある逆三角形の平らな骨です。 二の腕と上腕骨と合わせて「肩関節」と呼ばれており、体の中で動く範囲が最も大きい関節です。 肩甲骨まわりが痛くなる理由 肩甲骨周りに痛みが生じる理由のほとんどが「筋肉や骨・関節の不調」です。 本来肩関節はさまざまな方向に動かせる構造です。しかし、加齢や筋肉疲労が原因で肩甲骨を動かす筋肉が硬くなると、肩甲骨の動きが制限されます。 肩の表面の筋肉「僧帽筋」や、肩の奥にある筋肉「肩甲挙筋」など、肩に関連する筋肉の疲労した肩甲骨付近は炎症が起こりやすく、痛みの大きな原因となります。 また、肩関節の周囲には肩にかかる衝撃を吸収する組織があり、関節の動きを滑らかにしてくれています。 しかし、この組織の弾力が損なわれると炎症が起こり、痛みを感じるようになるのです。 他にも、五十肩や石灰性腱炎など、老化によって引き起こされる痛みもあります。これらは、突然肩に鋭い痛みが生じるのが特徴です。 内臓の不調の場合は病院を受診   肩甲骨の痛みは筋肉だけではなく、内臓の不調によって引き起こされることもあります。 狭心症や心筋梗塞によって、肩や腕に痛みが現れることがありますし、胆石症も右肩甲骨の下に痛みが生じる症例も報告されています。 また、大きく息を吸って痛みが強くなる場合、肺や心臓を覆っている膜や横隔膜に炎症が起きているかもしれません。 肩甲骨周りの強い痛みは病気が原因のこともあるので、我慢せずに医療機関を受診しましょう。 慢性的な痛みにはまずは温める 筋肉疲労が原因の痛みの場合、まずは体を温める対策からはじめましょう。 肩こりの痛みの最大の原因は、筋肉疲労と血流が悪いことです。 特に寒い今の時期は体が冷えて、血流が悪くなっていますので、疲労物質が筋肉の中にたまって痛みや不快感が生じやすくなっています。 毎日お風呂にしっかり肩までつかって、筋肉を温めることが大切です。 また、蒸しタオルやカイロなどで肩周りを温めるのも良い方法です。 ただし、低温やけどには注意してください。タオルやカイロが直接肌に触れないようにしましょう。 筋肉を伸ばすストレッチも効果的 肩甲骨周りのケアには、意図的に筋肉や筋(すじ)を伸ばすことも効果的です。 筋肉の緊張が取り除かれて、血液の流れがよくなります。 また、筋がやわらかなくなって、関節の動く範囲が広がることで、痛みの改善も期待できます。 ストレッチを行う時は、次の3点を意識してみてください。 伸ばしている部位に意識を向ける 気持ちいいと感じる程度にゆっくりと伸ばす 呼吸をとめずに、深い呼吸を心がける スキマ時間でできる簡単ストレッチ ストレッチやゆっくりと時間をかけて行うことが理想的です。しかし、仕事や家事で忙しくて、なかなか時間を取れない方もいると思うので、今回は時間がない人向けに「スキマ時間でできるストレッチ」を2つ紹介します。 ベッドの上で寝たままストレッチ...
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